ハーモニカ

ハーモニカはハモソの花形楽器。主にメロディを担当します。楽器初心者にとって取り組みやすく、大学から音楽を始めたいという方におすすめです!

現在はシングルハーモニカ、クロマチックハーモニカの二種類を使用しています。

ハーモニカ強調曲「君は天然色」(2021年度定期演奏会より)

ソプラノシングル

ソプラノシングルハーモニカ(Soprano Single Harmonica)のことで、ハモソではソプシンと略します。

一般的なハーモニカで、吹くことと吸うことで音を出します。具体的にはド・ミ・ソは吹いて、レ・ファ・ラ・シは吸って発音します。またそれぞれの半音も発音することができます。

音域はド(261Hz、中央のド、ト音記号の5線譜の下に1本足した線の上のド)から3オクターブ先のドまでです。高く可愛い音色が特徴で、 フルートと共にハモソの中でも高音域を担当しています。

アルトシングル

アルトシングルハーモニカ(Alto Single Harmonica)のことで、ハモソではアルシンと略します。

形や大きさ、奏法は全てソプラノシングルと一緒ですが、違うのは重さと音域です。

アルシンはリードの関係上ソプシンに比べ少し重く、音域はソプシンのものよりも1オクターブ低くなっています。この音域こそがアルシンの特徴であり、最大の魅力です。コンサートでは裏メロや低音の主旋律などを担当し演奏を引き立てます。

クロマチックハーモニカ

クロマチックハーモニカ(Chromatic Harmonica)は、ハモソではクロモと呼んでいます。

スライドレバーという押しボタンを押すことで、♯や♭の音を出すことができ、1つの穴で4つの音が出ます。

主に、演奏会でソロ楽器として活躍します。シングルハーモニカに比べ音にざらつきがなく、聞き心地の良いハーモニカです。

ホルンハーモニカ

アルトパイプホルンハーモニカ(Alto Pipe Horn Harmonica)及びソプラノパイプホルンハーモニカ(Soprano Pipe Horn Harmonica)のことで、ハモソではそれぞれアルホ・ソプホ、合わせてホルンと呼んでいます。

ホルンは長さ30cm、重さ1kgの非常に大きなハーモニカです。ソプホはソプシン、アルホはアルシンと同じ音域ですが、それぞれで音色が異なるという点も魅力の一つです。

ソプホは主に高音を担当しており、甘くて美しい音色が特徴です。 アルホは主に低音を担当しており、深みのある重厚な音色で演奏を支えています。

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